CiA 434:ラボラトリオートメーションシステムのCANopenプロファイル

CiA 434デバイスプロファイルはラボラトリオートメーションシステムのプロファイルで、ラボラトリオートメーションマスターと複数のラボラトリオートメーションスレーブ(ドライブ装置、洗浄装置、遠心分離機など)間のマスター/スレーブベースの通信を定義しています。

これらのプロファイルに準拠するデバイスは、CANopenアプリケーション層とコミュニケーションプロファイルの定義に準拠した通信方法を使用します。このプロファイルでは、有限状態オートマトン(FSA)が導入されています。これにより、ラボラトリオートメーションマスター(LAM)で複数のラボラトリオートメーションスレーブ(LAS)デバイスを共通の方法で制御することが可能になります。FSAはすべてのLASデバイスでサポートする必要があります。小型で単純なLASでも非常に複雑なLASでもプロファイルを確実に実行できるように、CiA434では操作コマンドをLASに提供する2種類の方法が定義されています。a)LAMはLASのコマンドバッファ内で作業計画全体をあらかじめ設定できます。これにより、LASデバイスがほとんど自律的に動作する分散制御アーキテクチャが実現されます(LAMは監視するだけです)。また、バスの負荷を大幅に軽減することができます。

b)ラボラトリオートメーションマスターは、操作コマンドを1つずつ転送して実行することにより、複数のLASを制御することができます。この方法を使用すると、メモリや処理リソースの限られた単純なLASデバイスを統合することができます。

LASデバイスによって必要なアプリケーションパラメータが異なるため、CiA434仕様は複数のパートから構成されています。パート2以降は、特定タイプのLASのアプリケーションパラメータを提供します。ラボラトリオートメーションシステムのCANopenデバイスプロファイルは現在策定中です。

  • パート1は一般的な定義で既にCiA内部で公開されています。
  • パート2は希釈装置/調合装置/ポンプ装置のデバイスプロファイルを定義します(策定中)。
  • パート3は過熱装置/冷却装置/振盪装置を定義します(策定中)。

その他のパートも追加される予定です。

詳細情報が必要なCiA会員はCiA の会員用ウェブサイトからCiA 434の仕様(英語)をダウンロードできます。